【アメリカ出産準備】両親学級に参加して感じたメリット・デメリット

出産も近づいてきて、「陣痛が始まったらどうしたらいいか?」「何を準備すればいいのか?」など、いろいろと調べ始めていると思います。ネットだけではわからないことも多いもの。実際に助産師さんの指導が受けられる両親学級を受けてきました 🙂

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両親学級とは

日本では母親学級とも呼ばれる両親学級。英語ではParenting ClassやChildbirth Classと呼ばれます。病院が開催しているクラスから、助産師さん(Midwife)がプライベートで行うクラスなど様々で、ニューヨークでは日本語で開催されているクラスもあるほどです。

病院で開催しているクラスはだいたい250ドル〜350ドル、助産師さんや法人が独自に開催しているクラスは100ドル〜が相場です。

参加時期については、あまり早めに参加しても出産までに間が空いて忘れてしまうので、担当医によると妊娠30週〜36週頃の参加がオススメとのこと。今回は30週で参加した私が一番早くて、半分ぐらいは35〜36週での参加でした。今月末が予定日(参加時は38週?)という強者もいましたよ。

申込方法

今回、私たちが参加したのは実際に出産予定のMount Sinai Hospitalで行われたCondensed Childbirth Classという10:30から18:00までの8時間凝縮コース(350ドル、昼食なし)。ほかにも3回に渡って2.5時間ずつのクラスを行う通常のChildbirth Class、新生児ケアコース(Caring for a Newborn)、授乳クラス(Breastfeeding Class)などいろいろ種類があります。

まずはMount Sinai Hospitalのホームページからスケジュールを確認します。3/14現在、5月頭までほとんどのクラスが満席になっているので、受けたい日付の2ヶ月前ぐらいを目安に予約すると良さそうです。実際、私も1月中旬に3/13のクラスを予約しました。

「Register」から希望の日時で申し込みをして、クレジットカードかチェックで支払いを済ませれば完了です。

なお病院の施設を見学するだけの「Maternity Tour」の場合は無料です。既に出産経験がある人はこのツアーだけでもいいかもしれません◎

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カップルでの参加が鉄則!

「男性の付き添い率100%!夫婦で検診に行くとこんなに良いコトあるよ」の記事でも書いたように、こちらは「育児は夫婦ふたりでするもの」という意識がとても強いです。

参加者は私たちを含めて9組いましたが、全員がカップルで参加。「パートナーが行うハンドマッサージ」など二人一組で行う実技をあるぐらいカップル参加が基本なので、ぜひパートナーと都合をつけて二人で参加することをオススメします!(※授乳クラスなどパートナー参加不可のクラスもあるので事前に確認してください)

持ち物

メールで指示があった持ち物は以下の通り。

  • 筆記用具
  • 動きやすい服装
  • 小さな枕・クッション(長時間座りっぱなしなので背中に当てる用にあると便利)
  • 水分補給用のドリンク・スナック

私はクッションが無かったので持って行きませんでしたが、途中で足を伸ばせるように全ての妊婦さんに追加でイスを持ってきてくれたので、だいぶ楽になりました。

特に昼食後は眠気がすごいので、眠気覚ましのガムやフリスクもあるといいかも…。

実際の講義内容

ホームページによると「Course covers the four stages of labor, breathing and relaxation techniques, pain management, inductions, cesarean birth and postpartum information and preparation. A tour of the facilities is included」とあります。

訳すと「陣痛の4段階の説明、呼吸法、リラックステクニック、陣痛の緩和ケア、陣痛の人工誘発、帝王切開、出産後情報・準備など。施設見学含む」ということです。

場所は病院の待合室を使って、手前(写真左側)に先生が座り、2人掛けソファーにそれぞれカップルが座るというもの。全員の顔を見ながらフレンドリーな雰囲気で行います。

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実際の時間割はざっくりとこんな感じで進みました。先生の話とテキストを使った座学が基本です。

  1. 10:30〜11:00 概要の説明・自己紹介
  2. 11:00〜12:00 陣痛の進み方・前駆陣痛との見分け方など
  3. 12:00〜13:15 帝王切開の注意点・Epidural(硬膜外麻酔のこと。いわゆる無痛分娩)について質疑応答
  4. 13:15〜14:15 <昼食>
  5. 14:15〜15:30 陣痛の段階ごとの注意点(例:いつ頃病院にくるか)・胎児のポジション・子宮口の開き方など
  6. 15:30〜16:00 面会時間、出生届など手続きの説明
  7. 16:00〜17:00 呼吸法・ハンドマッサージ実演などリラックス関係
  8. 17:00〜18:00 出産準備品・講義まとめ
  9. 18:00〜18:30 施設見学 <30分ほど長引いて終了>

テキストは書き込みできるように、各カップルに1冊ずつもらえます。いろいろと書き込んでくれた旦那えらいっ。

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メリット・よかった点

当日の流れがよくわかる

今回のクラスでは「陣痛の進み方・間隔」について一番時間を割いていました。

例えば「子宮口が1cm開いている時は陣痛がだいたい5分間隔で、ここから1時間に1cmずつ子宮口が開いていって、Epiduralを打つタイミングは2〜3cmに開いた時が一番多くて…」など。

ネットで調べればわかる情報もありましたが、改めて英語で説明されると「ふむふむ、なるほど」という感じ。特にEpiduralの情報と併せて説明してくれるので、陣痛→出産当日の流れがよく理解できました。

また、参加した9人中7人がEpiduralを希望(私も含む)していたので、自然と質問も集中しました。「子宮口が1cm〜9cmの間であればどのタイミングで投与するかは自分次第」「陣痛促進剤との併用が多い」なども聞けてよかったです。

英語での出産の心構えができる

アメリカで出産する以上、日本人の先生でない限り英語での状況説明は避けられません。両親学級では妊婦検診で使わない専門用語を多く聞くことができるので、英語の勉強になります。

Braxton Hicks Contractions = 前駆陣痛、Dilation = 子宮口の開き、Effacement = 子宮頚管が薄くなること…などなど。

陣痛がきた際に電話で聞かれる質問例も具体的に教えてくれるので、事前に英語での回答メモを作っておいてもいいかも◎

反対に、両親学級の英語が理解できないレベルだとかえって本番の出産が不安になってしまうかもしれません。(そもそも言語が不安な人は日本人の先生にお願いしているかもしれませんが…)その場合は日本語のクラスを探したほうが安心です。

パートナーとの役割分担を明確に

お腹が大きくなったとはいえ、やはり男性にとってはどこか実感がわかない出産。「病院に行っても何ができるの?何をすればいいの??」みたいな感じだと思います。

たとえば呼吸法のクラスでは、パートナーに呼吸カウントをしてもらったり、二人でお腹に手を当てて「奥さんを笑わせてリラックスさせてあげて!」と言われたり、出産ではパートナーはあくまでもサポーターというスタンスが強調されます。

結局、産むのは女性が頑張るしかないので「そばにいてリラックスさせてあげるのがパートナーの役目ですよ〜」という当たり前のことを第三者に説明されるのが大事だと感じました。「やっぱり励ますことしかできないね」という開き直りというかw

当日、二人でどこまで実践できるか見ものです^^

実際の施設が見られる

新生児室や入院する個室(空いていれば)など、実際に出産する施設が見られるので安心です。病院内のベンダー(自販機、売店)も確認しておけば、当日慌てることもありません。

特にアメリカはLDRというLabor(陣痛)→Delivery(出産)→Recovery(回復)まで同室で行う個室出産が主流なので、部屋の広さやシャワーの広さ、パートナーが泊まれるスペースなど確認しておくとよいと思います。

一日で済んで楽ちん

ぶっ続け8時間はつらいですが、何回にも分けて参加するより一回で済んだほうが体力的に負担が少ないと思います。

特に寒い時期や家から遠いとなると、いちいち外出するのも大変なので、通常クラスよりCondensed Classがオススメです。

デメリット・不満な点

一方、不満というほどでもないですが改善してくれてもいいな、と思った点。

座学が長すぎる

呼吸法やリラックス方法などの実技が思ったより少なくて、ほとんど先生が喋りっぱなしだったのが少し不満。(ヒッヒッフーとかなかった。今はやらないのかな?)

お腹が大きいとずっと同じ姿勢で座っているのも大変なので、1時間半〜2時間に1回ぐらいはストレッチも兼ねて実技の時間を作ってくれたら嬉しかったです。最後はちょっとお尻が痛かった…(´・ω・`)

金額が高い

行く価値はあるけど、正直350ドルは高いです。昼食もつかないし、日本みたいにお土産もくれないしw ニューヨークということを差し引いても200ドルぐらいが適正価格かなぁ…。もし2回目の出産のチャンスがあれば、行かないと思います。

無料とか2,000円とかの日本のクラスを見ると羨ましいです。。

自分の反省点

「どういったことを聞きたいか」をもう少し事前に勉強してから参加するべきでした。

自己紹介の後、「このクラスに期待すること・聞きたいこと」を全カップルに聞いてくれるのですが、何も考えてなかったので「初めての出産なのでわからないことだらけです」と答えて終了。他の妊婦さんはしっかり質問してました。

参加したからにはガツガツ質問するのがアメリカ流。元を取るためにも事前準備をしっかりしましょう!

まとめ

初めての出産+異国なので、総合的には参加してよかったです◎あとは予定日までの約2ヶ月、忘れないように定期的に復習します。

では、Ryo@nydewebdesignでしたー!

 

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