[永住組必見]アメリカ版学資保険「529プラン」完全ガイド

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こんにちはー、Ryo@nydewebdesignです 🙂

さて今回はみんなが気になる「お金」の話。

学費が超高額と噂のアメリカで子育てをするのに大切な「529プラン」はもう加入していますか?

株ってなにそれおいしいの?レベルの金融ど素人の私が「529プラン」を世界一わかりやすく説明しますよ!

529プランとは

529プラン(ファイブ・トゥー・ナインと読みます)とはCollege Saving Planと呼ばれる資金運用プランのことです。

日本のように、毎月定額を積み立てていき必要な時期に給付金を受け取るという”保険”ではありません。

また、特定の大学に進学することを前提としたPrepaid Planと、対象校ならどこでも使えるSavingプランがありますが、ここではSavingプランについて説明していきます。

非課税のメリット

529プランの一番のメリットは、積み立て分に対して所得税の優遇措置が受けられ(州によって違いあり。詳しくは後述)、さらに運用益が非課税対象になることです。

本来は資産運用で利益が出た場合は、運用益にFederal Tax(連邦税)とState Tax(州税)で合計約20%が課税されますが、529プランでは高校卒業後の高等教育(大学など)の学費及び関連する支出(寮費、教科書代、文房具費など)を目的とした場合のみ、運用益が非課税で引き出せます

ちなみに学費以外の目的で引き出す場合は、税金+10%のペナルティが課されますのでご注意ください

複利効果で倍率さらにドン

529プランは投資商品である以上、元本が保証されていません

それだけ聞くと金融リテラシーゼロの私は、日本式の元本保証の保険のほうが良く見えてしまうのですが、529プランの利息は複利式です。

複利効果でどんどん元本が増え、その上利息も非課税であることから、高いパフォーマンスを出す可能性が非常に高い投資商品なので、有効な学費用貯蓄として人気なのです。

529 Plan Calculatorによると、はじめに10,000ドル、次年度から5,000ドルずつを20年間積み立てていくと、通常の資産運用プラン(緑色)に比べて529プラン(オレンジ色)はこれだけ差がでると試算されています。

ビバ複利アンド非課税!

積み立て分を他の家族に使える

とはいえ、長男が「いまどき大学行っても意味ないじゃん。起業するわ」とか言いだす可能性もあります。目指せザッカーバーグ。

そんな場合でも積み立て分を次男に回すことができます。

これは兄弟姉妹だけでなく、親や祖父母も含めたほかの家族の学費に回すことが可能なので、2人以上のお子さんがいる場合はもちろん、一人っ子でも安心です。

もちろん各子どもの名義で積み立てることもできます。

ただし一人頭の積立額には上限がありますし、積み立て額が多すぎると、ファイナンシャルエイド(奨学金や学生ローン)の関係で損をする場合があるので、具体的な額、名義についてはファイナンシャルプランナーのアドバイスを受けることを強くオススメします。

日本の大学は対象外

529プランはアメリカの大学と、いくつか海外の学校でも使用可能ですが、残念ながら2018年現在、日本の大学は対象外となっています。

※529プランが使える学校の検索はこちら

駐在の方、将来日本に帰る可能性が高い方は積み立てが無駄になる可能性が高いので、辞めておきましょう

今のところ、将来的に早稲田や慶應などの日本の大学で使えるようになる可能性もないようです。

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529プランの選び方

では次に、実際に529プランを選ぶポイントをまとめてみます。

529プランは各州が運用会社に委託して提供していますが、州によって内容が全然違います

何も考えず自州のプランに入ると後悔しますよ。

プランの比較はこちらが便利です。

1. 自州の税の優遇措置を調べる

先ほど説明した通り、529プランは州税の優遇措置(deductible)があります。

正確に言えば、優遇措置がある<場合があります>。

州によって、その優遇措置には天と地ほど差があります。まずはこちらの比較サイトを使って、State tax deduction or credit for contributionsの項目を調べると、詳細が確認できます。

優遇措置は、下記の4パターンに分けられます。

  1. 自州の529プランへの積み立てによって、所得税の優遇措置がある(ニューヨーク、イリノイなど)
  2. 自州以外の529プランであっても、所得税の優遇措置がある(ペンシルバニア、メインなど)
  3. そもそも所得税がない(フロリダ、ネバダ、テキサスなど)
  4. どこの529プランを選んでも所得税の優遇措置がない(ニュージャージー、カリフォルニアなど)

ちなみに私が住んでいるニュージャージーは「None(優遇措置なし)」です。・゚・(ノ∀`)・゚・。ガーン

2 : どこの州のプランにするか決める

529プランは、自分の居住州以外のプランを選ぶこともできます。

例えば、ニューヨークでは年間5,000ドルまで、夫婦でJoint Tax Return(共同確定申告)をしている場合は10,000ドルを上限として、州税の優遇措置が受けられます。このように優遇措置がある州に住んでいる場合は、自州のプランを選ぶのがベストです。

しかしニュージャージーは優遇措置がない上に、ニュージャージー以外の大学には使えないという超使えねープランなので、我が家はニューヨークのプランで積み立てています。

1の場合は自州のプランを、2〜4の場合は自州以外のプランも検討してベストなものを選びましょう。

3 : 自分で投資内容を選ぶorブローカーに任せる

529プランは自分で投資内容を選ぶDirect-Sold Saving Planと、ブローカーに投資内容を決めてもらうBroker-Sold Saving Planがあります。

もちろんBroker-Soldのほうが手数料が高く設定されており、ニューヨークの場合はDirect-Soldだと0.15%、Broker-Soldだと0.3%(+プランにより別途手数料)が発生します。この手数料も州によって幅があるので、注意が必要です。

手数料が高いからといって運用パフォーマンスが良いわけではありませんし、人気の529プランも手数料が低いものばかりです。利益に直結する手数料は、要検討事項です!

4 : リスク度を考える

基本的にどのプランでも、Aggressive(高リスク、株中心) / Moderate(中間) / Conservative(低リスク、債権中心)とリスク度が3段階に設定されています。

子どもが小さいうちはハイリスク・ハイリターンのAggressiveなプランにしておき利益を膨らませ、入学が近くなってきたら利益が安定するようにConservativeにするのが一般的なようです。

もし入学まであと3〜4年という短いスパンで考える場合は、元本を割り込むリスクを考えてConservativeが良いそうです。

アメリカの学費の実態

USA TODAY College(画像もサイトから引用)によると、2017年度は私立大学で平均34,740ドル、州立で9,970ドル(州居住者)/25,620ドル(非州居住者)かかるそうです。

これ、1年の額ですよ。×4年かかります。…マジ?

グラフを見てもわかるとおり、物価のインフレ以上に学費の高騰は進んでいるので、私達の子どもが大学進学を考える頃にはもっとすごいことになっているかもしれません。こわー。

まとめ

529プランは収入、居住地、家族構成など各家庭の状況によってベストな選択が全く変わってきます

詳しいことは529プランとファイナンシャルエイドに詳しいファイナンシャルプランナーに相談しましょう。

そして今回のブログはSmart&Responsible「学費を貯める-529プランを賢く選ぶ」を参考にさせていただきました。大変役立ちました!ありがとうございます♡

あとはSpecial Thanks to うちの夫。さすが金融マン!

では、Ryo@nydewebdesignでしたー!

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Ryo

海外育児情報ポータルサイト「セカイクジ」、オンラインサロン「NYおやこサロン」など運営。育児を楽しみながら面白いこともやっていきたいバーチャル起業家。Sandbox代表。アメリカはNJで2人の男子を育児中。

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