こんにちはー 🙂
長男がピーナッツアレルギーと診断されてから、病院通いが続いています(´Д`)
万が一アナフィラキシーショックが起こった時のために、エピペンとAuvi-Qが処方されたので、その受け取り方、使用法をまとめました。
初めてアレルギー反応が出た時の話はこちら▼
アナフィラキシーショックとは
小さい頃からブラックジャックなどの医療モノが好きだった私。
言葉だけは聞いたことがありますが、自分がアレルギーとは無縁だったので「アナフィラキシーショック」の詳しい症状までは知りませんでした。
「アナフィラキシー」とは、アレルギーの原因物質が体内に入ることによって、一つの臓器にとどまらず複数の臓器に強い症状が現れる過剰反応のことです。
循環器、呼吸器、消化器神経症状と全身に自覚・他覚症状が現れ、血圧低下や呼吸困難、意識障害などに進展する「アナフィラキシーショック」が起こると、命にかかわる危険な状態に陥ることもあります。
参考 : 小児アレルギー|アナフィラキシー
とにかく人命に危険を及ぼす、危ない状況ということです。
アナフィラキシーショックの症状
アナフィラキシーショックが起こった場合は、下記のような症状が出ます。(参考:healthline.com)
- skin reactions such as hives, flushed skin, or paleness(蕁麻疹、赤み、青ざめるなどの肌の反応)
- suddenly feeling too warm(急に熱く感じる)
- feeling like you have a lump in your throat or difficulty swallowing(急に喉が腫れたり、飲み込みづらくなる)
- nausea, vomiting, or diarrhea(吐き気、下痢)
- abdominal pain(腹痛)
- a weak and rapid pulse(脈が弱まり、速くなる)
- runny nose and sneezing(鼻水、くしゃみ)
- swollen tongue or lips(下や唇の腫れ)
- wheezing or difficulty breathing(ゼーゼーしたり、呼吸が辛くなる)
- a sense that something is wrong with your body(何か体に不調を感じる)
- tingling hands, feet, mouth, or scalp(手足、口、頭皮などがかゆい)
このあたりの英単語は症状の説明に必要ですし、覚えておいて損はないですね。(自戒も込めて…)
日本語だと「エピペンを処方された患者様とご家族のためのページ」が役に立ちます。
エピペン・Auvi-Qの注意点
まずエピペンもAuvi-Qも、アドレナリン自己注射薬でアナフィラキシーショックが起こった時に症状を一時的に緩和するものです。
アナフィラキシーショック後に、エピペン/Auvi-Qを打って症状が緩和された後も、必ず専門医に診てもらう必要があります。
(エピペン/Auvi-Qを打って終わり、ではないので気をつけて!)
最近はエピペンの供給不足により、ジェネリックで安価なAuvi-Qを処方するアレルジストが増えているようです。(私がかかっているアレルジストもそう)
エピペンの入手方法
エピペンはかかりつけ医から薬局に処方箋を送ってもらう通常の手順で入手可能です。
初めて購入する場合は、購入時に使用方法について説明を受ける必要があるかもしれません。
レシートを捨ててしまったのですが、25ドルぐらいだったと思います。
エピペンの使い方
箱の中にはエピペンの薬剤が2本、トレーニングキットが1本入っています。
トレーニングキットには使用法が書いてあるので、一度練習しておくといいと思います。
青いタブを引いて、太ももに針を刺すことで薬剤が注入されます。
Auvi-Qの入手方法
Auvi-Qは、私の近所で取り扱っている薬局がなかったため、自宅へのデリバリーを電話で依頼しなければなりませんでした。
電話って聞き取るの大変だし、あんまり好きじゃないんですが…そんなこと言ってられないですね(´;ω;`)ガンバル
所定の番号に電話をかけて、I want to set up a delivery of Auvi-Qと言って、必要情報を伝えてデリバリーを頼みましょう。
購入&デリバリーは無料(保険が効く場合)で、自宅まで届けてくれるのでこれはこれで便利です。
左側の青が2歳の長男用、右の紫が5ヶ月の次男用です。(結局次男はアレルギーじゃなかったのですが、念の為もらいました)
Auvi-Qの使い方
Auvi-Qも薬剤が2本、トレーニングキットが1本ついています。
このトレーニングキットが音声ガイダンスなので(もちろん英語ですが)、初めて使う人でもわかりやすい、というのが人気の理由のようです。
カバーから引き抜くとすぐにかなり大きめの音声でトレーニングが始まりますので、試す場所には気をつけてくださいw
デイケアに「Plan」と一緒に提出
このエピペンやAuvi-Qなどの薬を入手したら、アレルジスト作成のPlanと呼ばれる同意書と薬剤を一緒にデイケアに預ける必要があります。
Planにはアレルギーの状況、必要な薬剤の量、アナフィラキシーショックが起こった時の対処法などが書かれており、これを提出することで「もしデイケアでアナフィラキシーショックが起こった場合は、デイケア職員にエピペン/Auvi-Qを使う権限を与えます」と一筆書いたことになります。
これがないと、万が一の場合に子どもに処置をしてもらえなくなるので、忘れず提出しましょう。(デイケアによって規定が違うかもしれませんので、聞いてみてくださいね)
最近は基本的にどこのデイケアもnut free(ナッツ類持ち込み禁止)の場合が多いと思いますが、何があるかわかりませんからね。
まとめ
自分にアレルギーがないので、長男にピーナッツアレルギーが発覚した時は少しショックでした。正直。
でも治療をすれば良くなる可能性も高いし、今の時点で知れたということを前向きに捉えて!!
同じように診断された方、がんばりましょうー。
ではRyo@nydewebdesignでしたー!