【アメリカ出産準備】カーシート&ベビーカー徹底比較!

出産準備
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こんにちはー、Ryo@nydewebdesignです。

実は妊娠8ヶ月目にして、一つもベビーグッズを買っていないんです。私より予定日が遅い人も既にいろいろと買い揃え始めているのに…。

さすがにそろそろ考えないといかん!ということで、まずはベビーカー(英語ではストローラー、Stroller)とカーシート(Car Seat)についてネットでリサーチ&ベビーザらスで試したことをまとめておきます(`・ω・´)

新生児用カーシートが必須

産後はほとんど外出しないため、ベビーカーは産後に買えば充分という話もたくさん聞くのですが、ニューヨークでは新生児用カーシート(Infant Car Seat)が無いと退院できない法律があるため、必ず産前に購入しておく必要があります

It is a New York State law that infants must be properly secured in a car seat or car bed when traveling. Parents are responsible for knowing how to use car seats safely. Please talk with your nurse if you would like more information about infant car seats. –Mount Sinai Hospital HPより

カーシートには新生児用の4〜30lbs(約1.8〜13kg)だけ使えるタイプと、Convertibleという新生児から65lbs(約30kg)まで使えるタイプ、さらにBoosterというもっと大きくなった子供用があります。Convertibleは新生児期は進行方向に対して後ろ向き(Rear-Facing)に使い、ある程度大きくなったら前向き(Forward-Facing)で使います。

出典://www.thewisebaby.com/car-seat-buying-guide/

出典://www.thewisebaby.com/car-seat-buying-guide/

カーシートはベース(台)からシートが外せるようになっているため、新生児のうちはベースは車に固定したまま置きっぱなしにして、シートをカゴみたいに持って赤ちゃんを乗せたままレストランに一緒に行ったり(本当にこの光景、よく見ます)、家でゆりかご代わりに使うこともできます。(※米国小児科学会は斜頭症=絶壁頭を防止するために新生児をカーシートに入れる時間をなるべく少なくするように提唱していますのでご注意ください。)

なおニューヨークでは8歳の誕生日まではチャイルドシートの設置が義務付けられています。違反すると罰金を取られますし、何より車の事故が多い国なので必ず設置しましょうね!

ニューヨークの車はほんっっっっっとーに運転荒いですよ!!!

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カーシートの安全基準

1990年に制定されたISOFIX(シートベルトを使わずに固定できるシステム。アメリカではLATCHシステム)に加えて、今はTop Tetherという上部のフックがついているタイプが主流です。(上図参照)

参考:コンビHP 知ってる?ISO-FIX

さらにECE R44/04という欧州基準が世界的な規格とされてきましたが、2013年にi-Sizeという新基準も追加され、現在ではこれら全てをクリアした商品が一番安全だとされています。

参考:マキシコシHP i-Sizeとは?

子供の安全に関わることなのでこれだけ基準も厳しくなっていますし、特に車社会のアメリカではカーシートは必需品。こういった背景があるので、アメリカではトラベルシステムと呼ばれるベビーカーがとても多く取り扱われています

候補1:トラベルシステム

トラベルシステムとは新生児用カーシート兼ベビーカー→普通のベビーカーと一台で長く使えるタイプのことで、新生児用カーシートをベビーカーにカチャッとはめこんで使います。

このタイプはベビーカーを何度も買い足さずに済みますし、安定感も抜群なのですが、なんせ重い!!!本体だけで約20lbs(約10kg)、カーシート部分が7.5lbs(約3.5kg)あります。

例えば各メーカーのトラベルシステムはこんな感じでかなりゴツいです。

特に写真のタイプは3輪なので安定性と操作性はいいですが、4輪よりさらに幅があって車輪が大きめ。

graco_travel_710

車移動が基本の人や、マンハッタン住みで歩き移動が基本の人は、ベビーカーをトランクに入れておけばいいのですが、小柄(159cm)な私には軽々と取り回すことができず、これに赤ちゃんを乗せて階段での乗り降りなんてもってのほかです。。

そこでベビーカーの条件をもう一度整理してみます。

ベビーカー選びの条件

  • 自家用車がないため、公共機関での移動を考えてなるべく軽くて小さいもの
  • 広くて平らな道が多いので、3輪の安定性と小回りは不要
  • 簡単にたためるもの
  • 片手での操作も考えてハンドルはできれば1本
  • カップホルダーや小物入れはなくてもいい

と、こんな感じで4輪のコンパクトなものを探していたところ、「カーシート+フレーム」という買い方を見つけました。日本人の駐妻さんブログを見ているとだいたいみんなこの方法で買っているみたいです。

候補2:カーシート+Baby Trendのストローラーフレーム

フレームはカーシートを載せるためのものなので、単体では使用できませんがそのぶんお値段もすごく安くて、コスパ◎です。

Amazonの商品写真が小さめなので、下記参考写真です。

snapngo

このBaby TrendのSnap-N-Goという商品はメジャーなブランド(Graco, Chicco, Peg Perego, Evenflo, Maxi-Cosiなど)のカーシートをどれでも装着可能なので、好きなカーシートと組み合わせられることが魅力です。

確かに安いしカゴも大きくてかなり魅力!なのですが、首が座った時にまたベビーカー本体を買わなきゃいけないというのも本末転倒?な気がして、一旦保留。

あとは見栄えがちょっと残念なのがマイナスポイント。ベビーカーは実用性が一番なのでちょっとダサくてもいいんでしょうけど、初めて買うからにはちょっとこだわりたい…かも。

追記:育児をしてみて思ったのは、見た目より実用性重視が大切ですw 特にアパートの中に数段の階段があって絶対に自分で持ち上げないといけない場面がある人などは、このフレームの軽さもかなりのメリットです。

そしてダブルタイプもあります。

候補3:ライトウェイト トラベルシステム(Chicco / キッコ)

最近はやりのライトウェイト(Lightweight)。名前の通り、トラベルシステムでありながら軽量化されているシリーズを出すメーカーが増えてきています。これは操作的にも経済的にもベストなのでは!?

特にイタリアのメーカー・Chicco(キッコ)のLightweight Plusは車輪も大きすぎず小さすぎず、安定性もあり、折りたたみもワンタッチでできるのでとても楽です。

ハンドルは左右にわかれていますがグリップもしっかりしているので丈夫そうだし、カップホルダーも追加で装着できます。

chicco_light_710

シート部分を前に倒すとカーシートが乗せられるようになります。

chicco_w:light_710

参考までに、Chiccoの普通のトラベルシステムはこんな感じです。

chicco_travel02_710

写真で見るとあまり変わらなく見えますが、実際はハンドルのゴツさやシート後部のカップホルダー、タイヤの大きさ、カゴの大きさなどの影響でかなり重く感じます(>_<)

トラベルシステムの本体が20lbs、ライトウェイトの本体が19lbsと実はほとんど変わらないんですけどね…。なんであんなに違って感じるのか不思議です。

カーシートも安全性◎

Chiccoはイタリアのメーカーなだけあり、カーシートももちろんECE R44/40基準に則っています

懸念はまだi-Sizeに未対応なことですが、ECE R44/40だけでも充分な安全基準ですし、色合いもかわいい製品が多いのが嬉しいです♪

候補4:ライトウェイト トラベルシステム(Maxi-Cosi /マキシコシ)

日本でも人気のカーシートといえばMaxi-Cosiですよね。デザインや色のバリエーションでいえば断トツかわいい。そのMaxi-CosiからもKaiaというライトウェイトシリーズが出ています。

Maxi-Cosiのカーシートはi-Sizeにも対応済みなので安全面は一番です。

Maxi-Cosiのカラバリはすごく好みなのですが…店頭にあったブラックを試したところ、個人的には操作性がChiccoに劣るかなぁと感じました。

maxi_light_710

  • ハンドル部分が少し短くて持ちづらい
  • タイヤが小さくて安定性が少し悪い気がした
  • たたむ時に両手のハンドルの突起(角みたいなやつ)を押さえながら足も使う必要がある

たたんだ状態だとかなり小さくなるので、省スペース化にはよさそうです。

maxi_light_folded_710

あとはお値段がちょっと高いのがネック。黒だとChiccoとあまり変わらないんですけど、Maxi-Cosiで黒を買うと負けたような気が…w

最終決戦:Chicco VS  Maxi-Cosi

最終的な候補はChiccoとMaxi-Cosiのライトウェイト!

ここで友人から「とりあえずカーシートと抱っこ紐だけ買って、ベビーカーは産後に選べる余地を残したほうがいい」とのアドバイス。外出頻度と生活スタイル、赤ちゃんの好みもあるし、最初の外出は抱っこ紐でもイケる!ということでした。

それならベビーカーとの組み合わせが多いほうがいいんじゃ?と思い、再度組み合わせを考慮。

Chiccoの場合、考えられる組み合わせは下記の通り。

  • カーシート+Lightweight PLUS
  • カーシート+Baby Trendフレーム
  • カーシート+ChiccoのKeyfitフレーム ←NEW!

実はChicco独自でもカーシートフレームを発売しています。カゴも大きくて、値段もBaby Trendとあまり変わらない上、さすが同メーカーの製品同士、カチッとはまる安心感があるんです。

店頭でカーシートをフレームにはめた状態がこちら。ま、ダサさは変わりませんがw 使う期間も短いし、これでもいいかも。

chicco_w-frame02_710

一方、Maxi-Cosiの場合はこんな組み合わせになります。

  • カーシート+Kaiaシリーズ
  • カーシート+Baby Trendフレーム
  • カーシート+Quinny / Stokke / Bugabooなどの他社製品

選択肢の数は同じく3つですが、Quinnyにしろ、Stokkeにしろ、Bugabooにしろ、高いわっっ!!!さすがにベビーカー単体に500ドルとか出せません。。。

なので実質はKaiaシリーズで揃えるか、Baby Trendのフレームを買うかですが、Maxi-CosiのカーシートにちょいダサのフレームってMaxi-Cosiが泣くのでは…?うーむ。

フレームを買わないとなると金額がネックになってくるので、かわいさは捨てがたいですが今回は見送ることにしました。

結論

ということで、ネット&店頭でいろいろと比較した結果、今回はChiccoのカーシートをまず購入して、産後にLightweight Plusかフレームを購入することにしました!

実は私の中ではLightweight Plusに決まってるんですが、万が一、実際にカーシートを使ってみて「Chiccoだめじゃん」となったらフレームを買って当面しのごうという魂胆です。

注意点

ベビーカーのメーカーも知らなかった私がここまでたどり着くためのリサーチ期間、およそ1ヶ月。実際に動かしてみるとメーカーによってかなり違いがあるので、ネットで目星をつけてからお店に行くのをオススメします。

また妊娠8ヶ月を超えてから店頭で試しまくると、確実にお腹が張るのでほどほどにしましょう。ベビーカーの上げ下げや折りたたみの動作がけっこうキます。。休憩と栄養補給のスナックを忘れずに。

こんな記事もあります♡

ストローラーについて別記事もあります。ぜひご参考に♡

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おまけ

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まとめ

いろいろと悩んでしまうストローラー選び、参考になれば嬉しいです 🙂

ではRyo@nydewebdesignでしたー♪