アメリカで出産するにあたり、事前に出産する病院に登録 = ホスピタルレジストレーションをする必要があります。今回はその手続方法を紹介します。
医師の提携先病院を確認
まずはかかりつけ医の提携先の病院を確認します。アメリカでは普段の診察を行う病院と出産する病院が違うケースが多く、分娩時に担当医がその病院まで来ることになっています。
「妊娠8週以前は診察お断り!!病院選びの注意点まとめ」でも書いたように、普段の病院だけでなく、産院も自宅からアクセスがいいところを選んだほうが安心です。
私が通っているUptown OB/GYNはニューヨーク市内のMount Sinai Hospital(マウント・サイナイ・ホスピタル)と提携しているので、Mount Sinaiの例を挙げて紹介しています。違う病院で出産される方は手続きが違う部分もあるかもしれませんので、ご了承ください。
登録書を提出
だいたい妊娠6ヶ月を過ぎた時期に担当医からPre-Admission Questionnaireという登録書を受け取ります。 これは住所や保険の情報を事前に病院に登録するもので、この情報をもとに確認書が送られてくるので引っ越し直前の登録は避けたほうが無難かもしれません。(もちろん新住所への郵便転送サービスもありますが、アメリカの郵便は信用度ゼロなので…)
Mount Sinaiの登録書はネットからダウンロードもできます。せっかくならオンライン登録できるようにしてくれればいいのに、Mount Sinaiは郵送での手続きしか受け付けていません。なぜ(´・ω・`)
登録書に記入し、指定住所へ郵送すると、登録が完了した証に請求書が送られてきます。
事前に出産費用の支払い!?
ん?と思ったかもしれませんが、そうなんです。出産前に請求書が届くのです。正確にはデポジットですが、産んでから「お金がなくて払えませ〜ん☆ミャハ」という事態を避けるためにデポジットを納めることになっているのです。
実際に届いた請求書がこちら↓↓
- 部屋代:$5,975.00(2日間)
- 新生児ケア:$3,284.00(2日間)
- 母体検査費:上に含む
- 胎児検査費:上に含む
- 分娩費:上に含む
- 胎児モニター:上に含む
- 投薬:上に含む
しめて$9,259.00なり。えっと、約100万円?????うっひょー!!!((((( ;゚Д゚)))))ガクガクブルブル
と一瞬びっくりしましたが、右欄に記載がある通り、保険会社(Aetna)のカバー範囲に収まっているため、こちらの負担額(Patient Balance)はゼロとなっています。ほっ。
保険会社様、いつもありがとうございます。
支払額を記入し返送
請求書の上部に切り取り線があるので、Amount Enclosedの欄に支払額 = この場合は$0.00を書き込んで、線の上部分(Stub)を指定住所に返送して完了です。もし保険のカバー範囲から外れていて支払いが発生する場合は指定額のチェック(小切手)も同封することをお忘れなく!
病院によってはクレジットカード払いもできると思うので、確認してみてくださいね 🙂
予定日前に登録を済ませておかないと分娩できないのでご注意ください。切迫早産などで出産が早まってしまう場合も考えて余裕をもって登録しましょー!
まとめ
アメリカの保険は偉大です。
ではRyo@nydewebdesignでしたー♪