【アメリカ出産体験記・前編】壮絶20時間!無痛分娩は無痛じゃなかった!

病院・検査
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改めまして、5月14日に無事に男の子を出産しました!

産後まもなくは授乳→おむつ→抱っこ→授乳…の無限ループに突入し、PCを開くことも難しかったのですが、約1ヶ月が経ち、夫と実母の協力を得て何とかリズムを掴み始め、親バカ育児を楽しんでいます(・∀・)

更新ペースは遅くなるかもしれませんが、これからもよろしくお願いします♡

さて、産後初の記事はやっぱり出産体験記!長い記事になってしまいましたが、これからアメリカで出産する人の参考になれば嬉しいです♡

5/13(金) 13:30 -おしるし

私の出産の始まりは、このおしるしでした。それまでもおやっ?と思う前兆はあったものの、今思えばこのおしるし程はっきりしたものではなかったです。

昼寝から起きた瞬間に、血が混じったピンク色のサラサラした水みたいなものが。一瞬「おもらしした!」と焦ったもののw、無臭だったのでおしるしだとわかりました。

予定日が近くなってきて焦っている時だったので、「これで今日中には陣痛が来るかな〜♫」なんて浮かれてました。

5/14(土) 2:30 -出血

トイレに起きると今度はレバー状の出血。これもおしるしの一種だったのかな?

なんとなくお腹の張りもいつもの違い、腰回りも重〜い「ズンッ」とした気分。

3:00 -陣痛開始

まさに生理痛を重くしたような、子宮を踏まれるような鈍い痛みが始まりました。アプリを使って間隔を計ってみると、10分から15分間隔をいったりきたり。

ついにきたー!とテンションが上がる反面、次の痛みがいつくるか怯えながら待ちます。

寝ている夫には「陣痛っぽいのきたけど、間隔がまだ長いから7分間隔ぐらいになったらまた起こすね」とこっそり報告。寝ぼけながら慌てる夫w

4:00 -7分間隔

夫もさすがに気になったようでこの頃に起きてきました。私は7分間隔になった痛みに「このペースだと1時間後には5分間隔になって、お昼には産まれちゃうかも(・∀・)」とまだ余裕ぶっこき中。

夜食用のおにぎりを食べたり、ニュースを見たり、病院へ行く準備モード突入。

5:00〜10:00 -6分間隔

痛みは強くなる一方で陣痛間隔はなかなか縮まらず、なんとそのまま5時間経過。5分間隔になったかと思えばまた8分間隔に戻るなど、病院に連絡する基準になかなか届かない。

※病院に連絡するのは4-1-1または5-1-1と言われる5分間隔が1時間程度続いた状態

陣痛がきていない時は普通に歩きまわることもできるのに、陣痛中は立っても座っても辛い。私はテーブルに手をついて前傾姿勢になるか、ブランケットを抱えてソファにうずくまる姿勢が楽でした。

あとは「テニスボールをお尻にあてて押す」のも意外に効きました!正直バカにしてたけど先人の知恵はすごい!恥骨の下あたりにあててグッと力強く押してもらうと痛みが和らぎます。

10:20 -病院に電話

耐えに耐えた結果、なんとか5分間隔に

「もういいでしょ!」と夫から病院に連絡してもらい、先生からの折り返しを待つこと1分。(土曜で病院は休みだったので、休日用の番号に電話→オペレーターと話す→コールバックを待つという流れ)

これで痛みから開放される…と思った矢先、先生の指示は「まだ間隔が短くなるまで時間がかかるから、あと1〜2時間家で待機してて。昼ごろに病院に行くことになると思うからその時また電話するね」と。

えっっ……( ゚д゚)ポカーン  待機デスカ?

一応「痛み止めの薬ほしい?」と聞かれたけど、なぜか負けず嫌いな性分(?)が出て、「やったるわい!」となり薬はもらわずw ほしいって言ったらどうなったんだろう。近所の薬局でもらうのかな?

ここからの1時間は本当に辛くて、「産まれなくていいからもうやめます!」って気分。

11:55 -病院へGO!

先生から夫へ再び電話。「調子どう〜?」と明るい声が電話から漏れてきて軽い殺意が。

つらそうに夫と話す私の声が向こうにも聞こえたらしく「あ、その感じはもう病院行ったほうがいいね」とやっと病院へ向かう指示がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

この時の気分はやっと痛みから開放される安堵感もうどうにでもな〜れ☆という投げやりな気持ちが半々ぐらい。準備していたバッグを持ってUberで病院へ向かいます!

12:30 -病院着〜トリアージ

週末でそれほど混雑していなかったので、30分ほどで病院に到着。

夫に書類記入を頼み、ガウンに着替えて先生(かかりつけ医ではなく、産院=マウントサイナイ病院の医師)の診察を待ちます。これはトリアージ=治療の緊急度チェックと呼ばれ、ここで子宮口が開いてなかったら家に帰されることもあります。私もう痛みで半泣き。

なんとか子宮口が3cmまで開いていたので入院決定!やっほーい!帰されなくて本当によかった――!!!

13:00 -LDR (分娩室)へ

アメリカはLDRと呼ばれるLabor = 陣痛、Delivery = 出産、Recovery = 回復までを同室で行う方式が取られています。日本だと出産直前に分娩室へ移るのが主流なのかな?

ここに入ってしまえば出産するまで部屋を移動する必要がなく、とても楽です。ここに来るまで長かった。

部屋の設備はベッドと付き添いの人用の椅子、テレビ、トイレ。あとは陣痛間隔が見られるモニターや、新生児用の検査機器など医療機器がたくさんあります。

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13:30 -IV(血管確保)

※以降、点滴や麻酔の話&写真が出てくるので苦手な方はスルーしてください。

LDRに入ってまず行ったのがIV (血管確保)。緊急時用の点滴ラインの確保のため、あらかじめ点滴を挿しておきます。通常時は水分補給?としてブドウ糖が入れられてたみたい。

この針、普通の針に比べてけっこう太めなんですが看護師さんに「いい血管ね!」と褒められてサクッと完了。注射を見るのが好きな私でもけっこう痛かったので、苦手な人はがんばってください(´・ω・`)(陣痛でそれどころじゃないかも)

IVが完了するとこんな感じになります。出産が終わってもチューブを取った状態で退院直前までつけっぱなしなので、利き腕じゃないほうにつけたほうが後々楽かと思います。

ldr_iv

あと飲み物やらスナックももらえます。(が、陣痛中は甘いものを食べるなと言われたので、私はパントリーに置いてあったオレンジゼリーとお水でしのぎ、スナックは夫のお腹へ。)

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14:30 -硬膜外麻酔 (エピデュラル)

本日のメインイベント、エピデュラル!!!下半身の感覚をなくす、いわゆる無痛分娩です。

実は陣痛直前まで「自然分娩の産む苦しみを体験するのもいいかな〜」とか思ってたんですが、実際は「早くエピ打ってください!!!死んじゃう!!!」って感じで即投与w 

まだかかりつけ医は病院に来ていませんが、子宮口の開きや陣痛の状態から投与OKをもらってるので早速開始します。

まずは麻酔医がLDRにきて投与方法や副作用を説明。まれに吐き気が起こる可能性が〜とかいろいろ説明されたけど意識モーローだったのであんまり記憶なし。とりあえず「オッケー」連発。

肝心の麻酔は上半身を起こして腰のあたりに針を挿し、麻酔薬を投入。この背中から針&麻酔が入ってくるゾワゾワっとする感じ、何ともいえなかったです。本当に背中(脊椎?)を伝って液体が入ってくるのがわかります。ちょっと冷たい感覚もあります。

きちんと管が通ったらテープで背中に固定して、挿入箇所はさらに腹巻きでカバー。背中の肉がお見苦しいですがこんな感じ。背中を下にして寝ても痛みなしです◎

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そして麻酔が効き始めると陣痛が嘘のようになくなります

ビバ医学!ビバエピデュラル!!!(`;ω;´)

エピデュラルには投与量を調整するボタンがついていて、もし足りないと感じたら1時間に1プッシュまで足していいことになっています。この時の感覚は「陣痛があるのはわかる = おまたがツーンとするけど痛くない」というまさに理想の状況。

全く何も感じないのも怖かったので、出産直前までこの状態をキープしました。

15:00 -尿カテーテル

エピデュラルで身動きがとれずトイレにも行けないので、尿カテーテルをします。この時はもう下半身に痛みがないので「はいはい、どうぞー」ってな感じ。夫も同室にいますが羞恥心もなしw

腕にはIV、腰にはエピデュラル、下半身は尿カテーテルと人生最大の管まみれ状態。あとは子宮口が開くのを待つのみ。

15:30 -子宮口チェック

色々と処置が落ち着いたところで先生による子宮口の開き具合チェック。この時もまだかかりつけ医は病院に来ておらず、マウントサイナイの医師がチェックします。

陣痛開始から半日経ってやっと5cmまでオープンしましたが、なかなか開きが遅いので引き続き様子見。

とはいえ痛みはないのでゲームしたり寝たりしつつ、待ち。エピデュラルのおかげで待ち時間は快適♡

19:15 -エピデュラル追加

陣痛が強くなり始め、「おまたツーン」から「重い生理痛プラスα」にクラスチェンジしたので、エピデュラルを1プッシュ追加。

痛みが「おまたツーン」に戻る。

19:45 -かかりつけ医到着&人工破水

お昼前に電話してから約9時間、やっとかかりつけ医が到着!

「長い陣痛だね〜So Sorry」とか言いつつ超笑顔で登場(´・ω・`)(実際ある程度は陣痛が進まないと先生もやることがないので、このタイミングでの登場だったと思われます)

子宮口をチェックすると8cm!やっとここまできた(ノД`)

と、ここで陣痛の進みを早くするため?か人工破水をすることに。細い棒みたいなものをプシュッと突っ込んだ途端、生暖かい水がブッシャー、ドバドバー。痛くはないんですが、あまりに変な感じで「おおっ…」とか唸ってしまったw

「この進み具合だとあと2時間ぐらいかなー。21:30ぐらいにまた来るね!産まれるのは23時ぐらいかな!何かあったら呼んでね!つらかったらエピ足していいよ!See you!」と先生退場。

まだ待つのね…。。。

20:45 -エピデュラル追加 (2回目)

最後の山場が迫ってきたのか痛みがまた強くなったので、再度エピデュラルを追加。本当はもう足すのを止めようと思ってたんですが、一度楽を覚えてしまうと堪え切れないのが人間の性w ポチッとな。

……この時が余裕ぶっこいてる最後の瞬間。

21:30 -いきみ開始

かかりつけ医が再度病室にやってきて、ついに最終段階!陣痛の波に合わせていきみます。

私はまだ陣痛がわかる程度の投与量でしたが、全く痛みを感じない場合でも「陣痛モニター」で陣痛がきたタイミングがわかるようになっています。先生もモニターを見ながら「陣痛きたね〜、じゃあいきもうか」と指示してくれます。

で、私が誤解というかあんまり深く考えてなかったんですけど、いくらエピデュラルで痛みがないと言っても、産むときには骨盤&産道がグーッと開かないといけないワケです。

その骨が開く感覚が痛い!つーか辛い!!例えるならでっかいうんち×100がなかなか出なくて詰まってる感じ。

一般的にはエピデュラルを打つと痛みが鈍くなるので、いきみが上手くいかないことが多いそうですが、先生は「すごく上手よ!もう少しよ!」と褒めてくれたので最初はそれを信じて頑張りました。

が、あまりに辛くて何度もいきむので途中からは「(嘘つき!全然もう少しじゃない!!)」と不信感(´・ω・`)

「顔に力をいれないで下半身だけ力んで!」とか指示を受けても「わかってらー!やってるんじゃー!!」とイライラMAX。

頭の血管切れてプッツンするんじゃ、と思うぐらい顔を真っ赤にして涙ボロボロの私。「本当に大丈夫?次の陣痛は逃して一回休もうね」とさすがに心配する先生。見かねてこっそりエピデュラルを足しまくる看護婦さん。横で必死に励まし、日本語で指示してくれ、足を支える手伝いまでしたのに私に悪態つかれる夫w

そんなこんなでいきむこと1時間、無事に出産!(∩´∀`)∩ワーイ

22:46 -出産

産んだ瞬間は感動というより、やっと終わった…という安堵感。すぐ抱っこさせてもらいましたが「かわいい!」より「これが私から出てきたのか…なるほど」とけっこう冷静w

そして息子が思ってたより大きい3470gだったため、先生含めて「あれ?意外と大きくない??」とびっくり。アジア人が産むサイズにしては大きかったみたいです(;・∀・)

赤ちゃんをきれいに拭いてもらい、おくるみ&帽子を着て、目に抗生物質のジェルを塗ってもらい、足にIDタグをつけたら一段落。

とにかく陣痛が始まってから20時間、やっと我が子に会うことができました♡

出産を終えて

改めて抱っこする我が子は小さくて頼りなくて、持つのも怖いぐらいでした。でも時間が経つにつれ、どんどん愛おしさが増して「お腹の中で9ヶ月もよく頑張ったね。産まれるとき、苦しくて痛かったよね。(私も痛かったけどw)無事に産まれてきてくれてありがとう」と親になった実感が湧き上がってきました。

感動という言葉では言い表せない、もっと愛情や不安や興奮が入り混じった、今までに感じたことのない気持ち。これは出産でしか感じられない気持ちだと思います。

今この記事を書いている横で寝ている息子は見るだけで幸せになれる宝物

泣きやまなくて寝られない日々が続いても、可愛さだけで許してしまう、そんな存在。むしろここまで可愛くなければ頑張れないぐらい、出産の痛みも授乳も寝不足も本当につらいw 

それでも、とにかく今しかない赤ちゃんの時代をうんと楽しんでかわいがって慈しんで、愛情いっぱいに育ててあげたいです♡

だってうちの子、世界一可愛いし!!!(親バカ)

まとめ

ひとまず陣痛から出産まで、無事に終了。入院部屋への移動から退院まではまた長くなるので、別途まとめたいと思います(o・ω・o)

//www.nydewebdesign.com/ldr-report02/

とにかくエピデュラルを使っても出産は痛いし大変だ!ということが伝わると嬉しいです(´;ω;`)

では、久しぶりのRyo@nydewebdesignでしたー!

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海外育児情報ポータルサイト「セカイクジ(制作中)」、オンラインサロン「NYおやこサロン」など運営。育児を楽しみながら面白いこともやっていきたいバーチャル起業家。Sandbox代表。アメリカはNJで2人の男子を育児中。

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