入院時の書類記入や、ホスピタルレジストレーション(参考記事「【アメリカ出産準備】出産費100万円を先払い?ホスピタルレジストレーションとは」)の際に必ず必要となるメディカルヒストリー(Medical History)。スムーズに手続きを進めるのに役立ちますので、出産前に確認しておきましょう 🙂
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メディカルヒストリーとは
今までに罹った病気(既往歴)、手術歴、予防接種の有無などをまとめたものです。確認すべき項目は
- 今までに罹った/罹っていない主な病気
- 手術歴・入院歴
- アレルギーの有無
- 服用中の薬
- ワクチン接種の有無(内容/時期)
- 血縁者の既往歴
です。経産婦の場合は、前回の出産情報(時期、回数、経膣/帝王切開など)も入れ込むとよいです◎
携帯メモで充分
書類の記入は基本的には自分で行うので、自分で確認できるよう携帯メモなどにまとめておくだけで役立ちます。
ただし入院時に陣痛がひどくて自分では書けないという場合も想定して、パートナーや付き添いで来てくれる家族にもメモの存在を知らせておきましょう。特に既往歴やアレルギーの誤った情報は取り返しの付かない事態につながります。間違いのないよう、充分注意しましょう!
書き方
病名は自分へのメモも兼ねて和訳つきで、箇条書きで書くのがわかりやすいです。下記は例文です。
[I have had following illnesses / 罹ったことがある病気]
- Appendix (盲腸) / 2008
- Mumps (おたふく) / 1996
[I have NEVER had following illnesses / 罹ったことがない病気]
- High Blood Pressure (高血圧)
- Chronic Nephritis (慢性腎炎)
- Diabetes (糖尿病)
- Hepatitis (肝炎)
- Heart Disease (心臓病)
- Convulsions (けいれん)
- Pneumonia (肺炎)
- Asthma (ぜんそく)
[Operation / 手術歴]
- Appendix removed at Tokyo Hospital / 2008 (東京病院にて盲腸炎手術)
[Allergy / アレルギー]
- Wheat (小麦粉)
- Egg (卵)
- Dairy (乳製品)
[Medication / 服用中の薬]
- Synthroid (since 2015 November to present)
- Folic Acid (葉酸サプリ / since 2015 September to present)
[Vaccination / ワクチン接種歴]
- Tdap(破傷風、ジフテリア、百日咳) / 2016
- Influenza (インフルエンザ) / 2015
- Polio (ポリオ) / 1988
- Tetanus, Pertussis, Diphtheria (三種混合) / 1988
[Medical Records of Relatives /血縁者の既往歴]
- Colorectal Cancer, mom’s brother (大腸がん/母方の伯父)
「罹ったことがない病気」はどちらかというと申告するためではなく、「既往歴がある場合はチェックしてください」などと選択式になっている場合が多いので、いちいち英語の病名を調べなくてもいいように書いてあります。例に挙げた病名は書類上で本当によく見かけるので、これだけでもメモっておくと便利です。
また遺伝子カウンセリングを受ける場合など、意外と血縁者の既往歴を聞かれることも多いです。祖父母、両親、両親の兄弟、従兄弟、姪・甥あたりまでの既往歴を整理しておくとよいです。
母子手帳を参考に
とはいえ、ここ数年のことならまだしも、小さい時の予防接種や病歴は親に確認しないとわからないもの。私も自分が妊娠してから、母に確認することが何度もありましたが、そのたびに母子手帳にこまめに記録してくれた母のおかげですぐに確認できました。
自分の子どもが大きくなった時に同じように役立ってほしい…そう思って些細なことでも記録してあげようという気になりました(´ω`) 自分が親になってみないとわからないことってたくさんありますね。改めて親に感謝です(´・ω・`)
まとめ
英語の病名はいつまでたっても覚えられないものです。。(特に自分が罹ってないもの)私の携帯メモには病名が何十個も並んでいます…。
では、Ryo@nydewebdesignでしたー!