男性の付き添い率100%!夫婦で検診に行くとこんなに良いコトあるよ

病院・検査
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こんにちはー 🙂

昨日のブログで日本とアメリカの妊婦検診の違いについて触れましたが、もう一つ大きな違いとして挙げられるのが妊婦検診でのご主人・パートナーの付き添い事情

私が見たアメリカの実態と、個人的な考えについて話をします。

アメリカはご主人・パートナーの付き添いがほぼ100%

妊娠がわかり、はじめて妊婦検診に行くことになった時、夫に相談すると彼も当然一緒に来てくれるつもりでした。

在米歴が長い夫は、今まで男性の同僚が産休をとったり、病院に付き添ったりするのを見てきたので、それが当然だと考えていてくれました。

私も一人では不安だし、はじめての妊娠を二人で喜びたい!と思っていたので、これはとても嬉しかったです。

実際に診察に行ってみると、待合室ですれ違う妊婦さんはかなりの確率でご主人・パートナーも同伴で検診に来ています。朝一番でも、昼時でも、夕方でも。

これから仕事に行くであろうスーツ姿で、パソコンや携帯でメールチェックをしながら奥さんと仲良く順番を待つ旦那さん。

奥さんのお腹をさすりながら、話しかける旦那さん。一ヶ月検診にきたお母さんが先生と話している横で、赤ちゃんにミルクをあげる旦那さん。

これは特別なことではなく、アメリカではありふれた光景。 では日本はどうなんでしょう?

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「行かない理由」きちんと説明できますか?

一方、日本では「婦人科と一緒の待合室だと男性が気になる患者さんが多い」という理由で男性の付き添いが禁止されている病院もあるとか。

この理由なら納得ですが、例えば「仕事が休めない」「気まずい」「検診なら奥さん一人で大丈夫そう」ということなら、少し考えてほしいです。

1. はじめて赤ちゃんの心音が聞ける大切な時間

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体の変化が起こりにくい分、産まれるまで子供の存在を実感しにくいと言われる男性。だからこそ、実際に赤ちゃんが動いているエコーを見ることで父親になった自覚が少し芽生えます。

夫もマメみたいなw赤ちゃんを見て「動いた!」と大はしゃぎでした。

あの「カシュカシュ」という頼りない心音が聞けるのも限られた時間だけ。はじめて二人で赤ちゃんの存在を実感できる機会を逃してほしくないです。

2. 「不安の共有」がベストな選択につながる

何事もなく子宮内で正常に妊娠していても、検診で思わぬ指摘を受けることもあります。

成長度や異常の所見…どんなに些細なことでも、先生からコメントがあれば不安になるのが妊婦です。「体重が標準より少なめ」とかでも不安ですよね。

もし赤ちゃんに何か異常があったら?常にそのことを考えながら10ヶ月過ごす妊婦さん。

毎日、いつでも赤ちゃんのことを考えて、とは思いません。

だけど自分のことだと感情的になってしまって、先生の話を客観的に伝えることができないのです。

それは男性から見れば「妊娠して不安なんだな。マタニティブルーかな」だけで済ませてしまいがち。

でも第三者である先生の話を直接聞いていれば「大丈夫だよ。心配しすぎ」となだめればいいのか、それとも「どんな検査ができるか調べてみよう」と協力したほうが良いのか、よりベストな判断につなげられます。

出生前診断に絨毛検査、羊水検査にスクリーニング…。安心を求めて検査しようと思えばキリがない妊婦生活。二人にとってのベストな選択をするには、男性からの客観的な目線も必要です。

原則として、情報はなるべく大元(=先生)から裏付けすること。

正直、情緒不安定な妊婦は理不尽で、自分に都合よく解釈するのでアテになりませんw

「あんたは先生の話を直接聞いてないから!」なんていう奥さんの怒りを買うこともなくなりますよー。

3. あなたがいなくても会社は回る

私は1、2時間不在にしただけで超・早急に困る仕事なんてこの世にないと思っています。

会社にいないと肩身が狭い?仕事がたまってる?奥さんのために遅刻するなんて恥ずかしい?

……本当にそうなの?

それってただの見栄じゃない?

同僚と喋ったり、タバコ休憩したり、無駄な会議で消費した時間をギュッと凝縮すれば、病院に行く時間が捻出できますよ。メールの返信だって今やスマホ一つでどこでもできます。

実際、日本って無駄な仕事多いです。

謎の会議とか、事務作業とか、精算とか、仕事をすればするだけ仕事が増える。

仕事の効率・成果より、出社時間が大正義。

だからきっとこれは日本の男性というより日本の社会(会社?)の問題。嘘も方便、自分の体調が悪いって嘘ついて付き添いするぐらいの気概を見せてほしいなーと思ったりもしますが、日本にいるとなかなか難しいですよね。

日本のサラリーマン経験を思い出すと、これを実行するのにどれだけハードルが高いか、胃が痛みますw

余談ながら、日本のこういう部分が息苦しくてアメリカに来たんだっけと思い出しました…(._.)

まとめ

会社や仕事ではなく、個人や家族を尊重してあげられるアメリカの環境は恵まれているとつくづく感じます。

今の日本の付き添い事情や、「男性・夫には来てほしくない」という意見の人がいれば、どうしてそう思うのか話を聞いてみたいなと思います^^

ではRyo@nydewebdesignでした♪