こんにちはー 🙂
ニューヨークもようやく春っぽい日が増えてきて、出不精の私もようやく外に出れそうですヽ(´ー`)ノ
さて、もうすぐ10ヶ月を迎える息子ですが、産まれた直後から乳児湿疹・肌荒れ・赤み・乾燥肌に悩み、未だにホッペが赤い日もたびたび(´・ω・`)
それでも何とかキレイなお肌になってほしい!と思いながら、今まで使ってきた薬&クリームをまとめたらなんと11種類!!赤ちゃんによって効果は違うと思うので、参考までに使ってきた薬をまとめてみました。
今一番効果が出てる塗り方
小児科や皮膚科、先生によって言うことが全然違うスキンケアですが、現在、一番効果があった塗り方は
- オムツ替えのたびに乾燥している箇所を保湿(特に太もも、お腹、二の腕)
- お風呂上がりはオイルで保湿→ヴァセリンorモッタリ系クリーム (※)で水分を閉じ込める
- 顔の感想はヨダレをなるべくこまめに拭き、保湿
- 赤みが出てきたら即ステロイドを塗り、悪化させない
- お風呂は1日おき(毎日だと乾燥しすぎる)
- シャンプー・ボディーソープは基本使わず、汚れがひどい時はHonest Company
です。

※ヴァセリンやモッタリ系クリーム(後述しますがAquaphorなど)は、はじめの頃から「保湿」と言われて使っていましたが、これらは「水分を逃がさない効果は高い」ですが「クリームそのものに肌の内部を潤す力はない」そうです。
つまり既に乾燥してしまった肌に塗っても、一見潤ったように見えますが肌の内部は乾燥したままなので、良くはならないんですね。
なのでお医者さんに「保湿!」と言われてる人は、ヴァセリンだけじゃなくてその前に湿疹用クリームなど保湿効果が高いものを塗るといいです。これでだいぶうちも肌がキレイになりました。
てゆーかこれ自分でリップケアの記事書いた時に書いたやん!といまさらツッコんでおきます…

市販クリーム系
では、まずはドラッグストアやネットで自分で購入できるもの編。
Aveeno Baby Eczema Therapy
皮膚科の先生イチオシの保湿ローション。オムツ替えの後やちょっと乾燥したなー、という時はこれを使っています。
Eczema(湿疹、アトピーなどの意味で使われる)セラピーと謳ってるだけあり、サラリとした塗り心地がいい感じに効きます。
ジェニファー・アニストンのCMでおなじみのブランド。
市販品にしては少し高めですが、その分しっとりしていい感じ。
Honest Company
以前記事に書いたオーガニック&無添加スキンケア商品を取り扱うHonest Company。こちらはジェシカ・アルバのプロデュース。

保湿クリームだけでなく、ボディーソープ、シャンプーと取り揃えましたが、お気に入りの無香料バージョンが欠品が増えたので買いやすいAveenoに乗り換えました。
製品自体はサラリとしていて品質も良く、パッケージもかわいいのでオススメです。
サラサラ系のテクスチャーが好きな人はいいと思います。においもアプリコットなどオシャレなのがあります♡
ヴァセリン
妊娠中から自分の乾燥ケアに使っていたヴァセリン。まず最初に小児科で乳児湿疹を相談した時にオススメされたのもヴァセリンでした。
しかし先ほど書いたように、ヴァセリン自体には肌内部の保湿効果はないので、保湿クリームの後のバリアのような感じで使うといいです。
Aquaphor
Therapy Skinとありますが、皮膚科の先生いわくこれも肌内部の保湿効果は薄いそうなので、サラサラ系クリームで保湿した後のバリア的に使ったほうが効果がある気がします。
我が家ではAveenoを塗った後にAquaphorでバリアしてます。
これで保湿&閉じ込め効果バッチリ!
Cetaphil
これもバリア的に使えるクリームです。
小児科でサンプルをもらったんですが、特に乗り換える理由もなかったのでサンプル以外は使ってません。
テクスチャーはちょいモッタリで、Aquaphorよりサラッとしてます。
ステロイド
続いては小児科・皮膚科で処方されたステロイド。今まで計3種類処方されました。
ヒドロコルチゾン 1% / Hydrocortisone Cream 1%
ステロイド外用薬の一番弱い部類(5群)に入るヒドロコルチゾン。
乳児湿疹と顔の赤み・湿疹がひどかった時に最初に小児科で処方されました。
初めはステロイドの服用に抵抗があった私も、塗れば一時的に良くなるので嬉しかったのですが、ちょうど冬場の乾燥がひどい時期だったこともあり、だんだん効果が薄くなってしまいました…(´・ω・`)
そんな時に小児科の先生から皮膚科を紹介され、そこでもう少し強いステロイドを塗ってみることに。
アルクロメタゾン 0.05% / Alclometasone Dipropionate 0.05%
4群(弱め)の部類に入るステロイド外用薬です。
赤みが強い時は一日3回まで塗っていいと言われています。今はこの薬に落ち着きました。
どうしても赤みがひどい時に、薬を使わず赤みを長引かせるより、一気に直して保湿で良い状態を保ったほうが子どもにとっても楽そうなので、私は赤みが出てきたらすぐ塗ることにしています。
ステロイドの使用には色々な考え方があると思いますし、アメリカと日本では処方の考え方も違うと思います。
でも冬場の乾燥がひどい時期や、1歳になる前にステロイドを使わずに湿疹がひどい状態でいるとアレルギー発症のリスクが高まるという先生もいます。
それに爪でひっかいて血が出てしまう子どもを見ると、私は使わずにはいられなかったです…(´・ω・`)
ミトンも一日中はめてるわけにはいかないし。
ということで、もちろん基本は保湿ですが、ステロイドと併用中です。
フランカルボン酸モメタゾン0.1% / Mometasone Furoate 0.1%
毎日ホッペまっかっかで掻きむしって血が出てた時、2群(かなり強力。基本は成人用)のモメタゾンを処方されました。
皮膚科も先生にも「すごく強力だから、一日2回まで。薄く塗ってね」と言われたぐらい。
これの効果か保湿か定かではありませんが、使った翌日にはすぐ良くなりました。
さすがに成人用ステロイドを使い続けることに抵抗があったため、先生の相談してすぐ一つ前のステロイドにすぐ戻しました。ホッ。
オイル系
頭皮の乳児湿疹(黄色いカサカサ)はオイルでふやかして綿棒で優しくこそげ落としてました。(あの日々すでに懐かしい…)
Aura Cacia アーモンドオイル
幸い?髪の毛フサフサベビーだったので、ヴァセリンで湿疹をふやかすのは大変で…。
うちの子にはオイルにひたした綿棒が取りやすくてよかったです。
肌の保湿やベビーマッサージに使ってもいいですね。
※アーモンドオイルはもしかしたらアレルギーがある子には反応するかもしれないので、パッチテストを行ってから使用してくださいね!
フルオシノロンアセトニド トピカルオイル 0.01% / Flucinolone Acetonide Topical Oil 0.01%
調べても日本語がヒットしなかったのですが…ステロイド外用薬「フルオシノロンアセトニド」のオイル版ってことだと思います。(間違っていたらどなたかご指摘ください^^;)
フルオシノロンアセトニド自体はステロイド3群(中程度)に属していて、その含有率が少なめの皮膚用オイル、と理解してます。
これも毎日塗るのではなくて、お風呂上がりに顔以外の全身に塗るように皮膚科で指示されました。
このオイル+オムツ替えのたびに保湿+赤みがひどい時はステロイドという組み合わせで、やっと顔以外は乾燥も落ち着いてきましたヽ(´ー`)ノ
抗生剤軟膏
皮膚をかきむしってグジュグジュになってしまった時は、保湿ではなく抗生剤軟膏を使います。
ムピロシン
これも以前記事に書きましたが…

赤みではなく、カサブタがはがれたような状態の時は抗生剤軟膏を塗って様子を見ます。
ここまでひどいグジュグジュになることは今はほとんどありませんが、実は今、皮膚科の先生がCyst(シスト・日本語だと嚢胞)と呼ぶ大きいニキビみたいなのがひとつ左足のスネにあるんです。
ニキビのように、膿がたまってきていつの間にか破裂して…ということが何回かあるのですが、これがなかなか治らない(´・ω・`)
先生からは「こんな小さいうちから手術するようなものではないので、膿んだらムピロシンを塗るようにすれば大丈夫」といわれてますが。。。悪性とかじゃないのか心配になっちゃいます(´Д`)
まとめ
アレルギーでない限り、肌の赤み・乾燥はとにかく保湿!!
ひどい場合はステロイドなどの薬の処方も考える!!!
10ヶ月近く色々とやってきて、これが赤ちゃんスキンケアの第一歩で最善策かなーと思ってます。
保湿は自分が思ってるより頻繁に(オムツ替えのたび、とか決める)やると効果が出ます。
といってもうちもまだ試行錯誤中。早く暖かくなってお肌トラブルに悩む赤ちゃんたちが良くなりますよーに(´Д`)
では、Ryo@nydewebdesignでした〜